ユールシンギングは、日本の競走馬。馬名の由来は、家々や果樹園を訪ねてキャロルを歌うこと。おもな勝ち鞍は2013年セントライト記念、2014年新潟大賞典。
経歴
3歳(2013年)
デビューは1月27日の東京競馬場の芝1800mの3歳新馬戦。後方から追い込むも3着に敗れる。その後2戦して2着、6着に敗れる。そして5月12日の東京の3歳未勝利戦(芝1800m)を2着い2馬身差以上つけて初勝利を飾った。その後の東京の500万下の八丈島特別(2着)を挟んで新潟の古馬500万下(芝1800m)を人気に応えて2勝目をあげて迎えたセントライト記念は最後ダービーフィズに競り勝って重賞初制覇を果たして菊花賞への優先出走権を獲得した。しかし本番の菊花賞はいいところなく15着に敗れた。
4歳(2014年)〜6歳(2016年)
4歳緒戦の中山記念は最速タイの上がりだったものの9着に敗れた。続く中日新聞杯は後方から追い込み4着に入った。新潟大賞典も後方から追い込み最後は差しきって重賞2勝目を飾った。しかし、その後は惨敗が続いた。2016年5月6日の調教後に左前肢のつなぎ部分が腫れ、その後の検査で種子骨じん帯炎、左前第3中手骨遠位端剥離骨折と診断され、復帰のめどが立たないことから、同月11日に引退が発表された。引退後は新潟競馬場で乗馬になる。2017年から誘導馬を務めている。
競走成績
血統表
- 4代母のシャダイアイバーは1982年のオークス馬。
- 母の半妹にマーメイドステークス2着のクリスマスキャロル、母の半姉の仔に共同通信杯3着のリワードシンバルがいる。
- 祖母の半弟に重賞2勝のペインテドブラックがいる。
- 近親に安田記念、マイルチャンピオンシップ馬のエアジハード、NHK杯2着馬のガレオンがいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ



