同軸ケーブル饋電方式(どうじくケーブルきでんほうしき)とは、鉄道の交流電化で用いられる饋電方式の一つである。

架線・レールをそれぞれ同軸ケーブルの内部導体・外部導体と接続することで饋電する。内部導体・外部導体を逆相で饋電電流が流れることにより、通信誘導障害が軽減される。AT饋電方式、BT饋電方式で用いるAT、BTを必要としないため布設面積が小さく、大都市・トンネル区間に適するとされる。

同軸ケーブル饋電方式の例

  • JR東海大崎変電所(新幹線)東京駅方面の饋電を同軸ケーブル饋電方式で行っている。

参考文献

  • 267. JR東海 大崎変電所(新幹線・ATき電.同軸き電)- 変電・饋電(き電)・通信のもろもろ
  • 持永芳文, 藤江宏史, 三戸将照「新幹線鉄道への同軸ケーブルき電方式の適用」『電気学会論文誌D(産業応用部門誌)』第107巻第3号、電気学会、1987年、336-343頁、doi:10.1541/ieejias.107.336、ISSN 0913-6339、NAID 130000959831。 

裕偉精業股份有限公司 同軸電纜連接器 Coaxial Cable Connector

同軸ケーブルの選び方【通販モノタロウ】

同軸ケーブルとは プラズマ技術なら株式会社 P.R.A.

同軸ケーブル 伸興電線 【通販モノタロウ】

零相変流器ZCTにシールドアースはくぐらせるべきか?饋電盤送出ケーブル施工で必ず聞かれるDGR配線方式 電気主任技術者 電気工事 継電器