男川(おとがわ、おとこがわ)は、愛知県岡崎市東部を流れる矢作川水系の一級河川。
概要
愛知県岡崎市東端の豊川市・新城市境付近にある本宮山を水源として西に流れ、岡崎市茅原沢町付近で乙川に合流する。流路延長23.3キロメートル、流域面積110平方キロメートル。上流部は闇苅渓谷の名で知られる景勝地である。
現在の男川は乙川の支流となっているが、中世以前は現在の男川・乙川から占部川・広田川へと流れる川筋が「男川」と呼ばれていた。古い史料には男川について、
との記述もある。現在の川筋となる以前の男川は瀬や淵が多く、特に現在の乙川が大きく蛇行する付近(岡崎市丸山町)の深いよどみは俗に「竜宮」と呼ばれ、竜宮をめぐる伝説も残る。
なお、男川の漁業権は乙川など周辺河川とともに「男川漁業協同組合」が持っている。
主な支流
流域の自治体
- 愛知県
- 岡崎市
主な橋梁
- 追分橋(愛知県道37号岡崎作手清岳線):闇苅渓谷入口前
- 不動橋(愛知県道37号岡崎作手清岳線):上記より僅か下流
- 双瀬橋(愛知県道334号千万町豊川線)
- 御堂橋(岡崎市道淡渕原山線:わんパーク入口)
- 滝下橋(岡崎市道牧平淡渕線)
- 滝尻橋(岡崎市道片寄滝尻線)
- 豊橋(愛知県道377号豊川片寄線)
- 新学校橋(岡崎市道原下衣文1号線)
- 学校橋(岡崎市道樫山下衣文線)
- 額田大橋(国道473号)
- 樫山大橋(岡崎市道樫山大橋線:国道473号旧道)
- 桜井寺橋(岡崎市道原下衣文1号線)
- 新東名高速道路
- 御所戸橋(岡崎市道生平御所戸橋線)
- 学校橋(愛知県道324号生平幸田線)
脚注
関連項目
- 矢作川
- 乙川
- 岡崎市
- 額田地区
- 豊富村 (愛知県額田郡)
- 宮崎村 (愛知県額田郡)
- 男川駅


