東満総省(とうまん-そうしょう)は、満洲国にかつて存在した省。
歴史
1943年10月1日、満洲国政府は国防強化のために牡丹江省、東安省、間島省を統合し東満総省を設置し、省会を牡丹江市に設置した。
1945年5月28日、東満総省が廃止となり、間島省及び、旧牡丹江省及び東安省を統合した東満省に分割された。
行政区画
東満総省は3区域に区分された。
- 間島:間島市、延吉県、汪清県、和竜県、琿春県、安図県
- 牡丹江:牡丹江市、綏陽県、東寧県、穆棱県、寧安県
- 東安:東安市、密山県、鶏寧県、虎林県、林口県、宝清県、饒河県、勃利県
設置
1943年10月、満洲国政府により東満総省が新設される。
廃止
1945年5月、東満総省が廃止され、間島省及び東満省に分割される。
歴代省長
特記なき場合『世界諸国の制度・組織・人事 : 1840-2000』による。
- 三谷清:1943年10月1日 - 1945年6月1日(廃止)
脚注
参考文献
- 秦郁彦 編『世界諸国の制度・組織・人事 : 1840-2000』東京大学出版会、2001年。ISBN 4130301225。
関連項目
- 満洲国の行政区分




