ゲイリー・ロバート・バーナム・ジュニア(Gary Robert Burnham Jr., 1974年10月13日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州出身の元プロ野球選手(内野手、外野手)。
来歴
1997年のMLBドラフト22巡目でフィラデルフィア・フィリーズに入団。以後はフィリーズ傘下のマイナーリーグや独立リーグ(ブリッジポート・ブルーフィッシュ)などでプレーしたが、メジャーリーグでの出場はなかった。
2008年は、中華職業棒球大聯盟(CPBL)のLa Newベアーズ(登録名は霸漢)でプレーし、70試合に出場。打率.323、10本塁打、56打点の成績を記録した。
2009年1月16日にチェイス・ランビンと共に千葉ロッテマリーンズと契約を結んだ。登録名はバーナム・ジュニア。スコアボード表記はバーナムJr.。開幕当初は好調で4月終了時点では打率が4割台であったが徐々に調子を落とし、福浦和也の復調もあって出番が減少し最終的には打率.218、4本塁打、22打点に終わってしまったが、代打での打率は3割を超えていた。10月7日、球団から翌シーズンの契約を更新しない旨を通知された。
2010年はイタリア野球リーグ・セリエAのベースボール・ゴードでプレーし、同年限りで現役引退。
人物
同郷出身のボビー・バレンタインを尊敬しており、日本入りした際にはバレンタインの肖像画を描いて持ってきた。この事からも分かるように油絵を趣味としており、これにあやかってファンが描いたバーナムJr.のイラストを自身が採点する「バーナム画伯の似顔絵講座」というファンイベントも開催されていた。
ロッテ時代の応援歌はLa Newで使用されていたものを流用していた。
詳細情報
年度別打撃成績
記録
- CPBL
- 初出場・初先発出場:2008年3月17日、対統一セブンイレブン・ライオンズ1回戦(台南市立野球場)
- 初安打・初打点:同上
- 初本塁打:2008年3月23日、対統一セブンイレブン・ライオンズ3回戦(澄清湖棒球場)、林正豐から2ラン
- NPB
- 初出場:2009年4月4日、対埼玉西武ライオンズ2回戦(千葉マリンスタジアム)、5回裏にベニー・アグバヤニの代打として出場
- 初打席:同上、5回裏に許銘傑から一塁ゴロ
- 初安打:2009年4月7日、対北海道日本ハムファイターズ1回戦(東京ドーム)、9回表に武田久から中前安打
- 初先発出場:2009年4月8日、対北海道日本ハムファイターズ2回戦(東京ドーム)、7番・指名打者として先発出場
- 初打点:2009年4月26日、対埼玉西武ライオンズ6回戦(西武ドーム)、1回表にジョン・ワズディンから右犠飛
- 初本塁打:2009年4月29日、対オリックス・バファローズ5回戦(千葉マリンスタジアム)、9回裏に金子千尋から右越3ラン
背番号
- 21 (2008年)
- 46 (2009年)
脚注
関連項目
- 千葉ロッテマリーンズの選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)、Baseball-Reference
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、CPBL
- 台灣棒球維基館




