2017年ブラジルグランプリ(2017 Brazilian Grand Prix)は、2017年のF1世界選手権第19戦として、2017年11月12日にインテルラゴス・サーキットで開催された。

正式名称は「FORMULA 1 GRANDE PRÊMIO HEINEKEN DO BRASIL 2017」。

レース前

このレースでピレリが供給するドライタイヤのコンパウンドは、ミディアム、ソフト、スーパーソフトの3種類。

11月4日、フェリペ・マッサが2017年をもってF1を引退することを発表した。

フリー走行

開催日時は現地時間 (UTC-2、以下同じ)。

1回目(FP1)

2017年11月10日 10:00

2回目(FP2)

2017年11月10日 14:00

3回目(FP3)

2017年11月11日 11:00

予選

2017年11月11日 14:00

バルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得し、フェラーリ勢が続いた。ルイス・ハミルトンはQ1でクラッシュを喫しタイムを記録できず、決勝は最後尾スタートとなった。

結果

追記
  • 以下のドライバーがペナルティのためグリッド降格となったが、グリッド降格は最大でも最後尾(20番グリッド)であり、かつ複数のドライバーがペナルティの対象となったため、実際に降格したグリッド数とは異なる。
    • ^1 - リカルドはFP1で4基を超えるパワーユニット交換(8基目のMGU-H)を行ったため10グリッド降格
    • ^2 - ハートレイはFP1で4基を超えるパワーユニット交換(8基目のMGU-H)を行ったため10グリッド降格
    • ^3 - ガスリーはFP1とFP2で4基を超えるパワーユニット交換(FP1で8基目のMGU-Hに交換して10グリッド、FP2で9基目のMGU-Hと7基目のターボチャージャー(TC)に交換して15グリッド)を行ったため、合計25グリッド降格
    • ^4 - ストロールは予選で6戦以内のギアボックス交換を行ったため5グリッド降格
    • ^5 - エリクソンは予選後に6戦以内のギアボックス交換を行ったため5グリッド降格
  • ^6 - ハミルトンはタイムを記録できなかったが、スチュワードの判断により最後尾スタートで決勝出走を許可された。なお、決勝前にパワーユニット交換(5基目のエンジン(ICE)、TCおよびMGU-H)を行ったため、決勝はピットレーンからのスタートとなった

決勝

2017年11月12日 14:00

スタートでバルテリ・ボッタスを抜いてトップに立ったセバスチャン・ベッテルが、そのままレースを支配し優勝した。ピットレーンスタートとなったルイス・ハミルトンは一時はトップを走行するなど追い上げを見せ4位入賞を果たした。エステバン・オコンは1周目にロマン・グロージャンと接触してリタイアとなり、F1デビューからの連続完走記録が27でストップした。

結果

ファステストラップ
  • マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:11.044(64周目)
ラップリーダー
  • セバスチャン・ベッテル (Lap 1-28, 43-71)
  • キミ・ライコネン (Lap 29)
  • ルイス・ハミルトン (Lap 30-42)

第19戦終了時点のランキング

  • :ドライバー、コンストラクター共にトップ5のみ表示。

脚注


2017 Brazilian Grand Prix qualifying and final practice in pictures

2017 Brazilian Grand Prix in pictures · RaceFans

2017 Brazilian Grand Prix in pictures · RaceFans

2017 Brazilian Grand Prix in pictures · RaceFans

2017 F1 Grand Prix of Brazil — Results & aftermath Man's Fine Life