ドゥーイング・オール・ライト」(Doing All Right)は、イギリスのロックバンド・クイーンの楽曲で、ファーストアルバム『戦慄の王女』の2曲目に収録されている。アメリカとタイではシングル「ライアー」のB面としてリリースされた。

概要

この曲は、クイーンの前身バンドである「スマイル」時代にブライアン・メイとスマイルのボーカルを務めていたティム・スタッフェルが制作した曲で、もともとのタイトルは「Doin' Alright」で、クイーンとして再録音する際に歌詞の一部とタイトルが変更された。スマイルが録音したバージョンは、1982年に日本限定で発売されたLP盤『ゲッティン・スマイル』に収録された。

2018年に公開された映画『ボヘミアン・ラプソディ』では、スマイルの演奏シーンのためにティムをボーカル・ベースに迎え、メイとロジャー・テイラーの3人で新たにレコーディングされた音源が使用された。サウンドトラックには、「ドゥーイング・オール・ライト...リヴィジテッドDoing All Right...Revisited)」として収録され、アーティスト名義も「スマイル」となっている。

シングル収録曲

パーソネル

※それぞれアルバム記載のクレジットに準拠

Doing All Right

  • フレディ・マーキュリー - ボーカル、ピアノ
  • ブライアン・メイ - ギター、ピアノ、コーラス
  • ロジャー・テイラー - ドラムス、パーカッション、コーラス
  • ジョン・ディーコン - ベース

Doin' Alright, Doing All Right...Revisited

  • ティム・スタッフェル - ボーカル・ベース
  • ブライアン・メイ - ギター、コーラス
  • ロジャー・テイラー - ドラムス、コーラス

収録作品

シングル

  • ライアー
  • レット・ミー・リヴ(BBCセッション)

アルバム

  • 戦慄の王女
  • ボヘミアン・ラプソディ (オリジナル・サウンドトラック)(...Revisited)

出典


[ダイイング ライト] YouTube

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