英国アカデミー賞 主演男優賞BAFTA Award for Best Actor in a Leading Role)は英国アカデミー賞の部門の一つ。

1952年から1967年までは、最優秀英国男優賞(BAFTA Award for Best British Actor)と最優秀外国男優賞(BAFTA Award for Best Foreign Actor)という2つのカテゴリーに分かれていたが、1968年より「主演男優賞」に統一された。

受賞者

1950年代

  • 1952年
    • 最優秀英国男優賞 ラルフ・リチャードソン 『超音ジェット機』
    • 最優秀外国男優賞 マーロン・ブランド 『革命児サパタ』
  • 1953年
    • 最優秀英国男優賞 ジョン・ギールグッド 『ジュリアス・シーザー』
    • 最優秀外国男優賞 マーロン・ブランド 『ジュリアス・シーザー』
  • 1954年
    • 最優秀英国男優賞 ケネス・モア 『Doctor in the House
    • 最優秀外国男優賞 マーロン・ブランド 『波止場』
  • 1955年
    • 最優秀英国男優賞 ローレンス・オリヴィエ 『リチャード三世』
    • 最優秀外国男優賞 アーネスト・ボーグナイン 『マーティ』
  • 1956年
    • 最優秀英国男優賞 ピーター・フィンチ 『マレー死の行進/アリスのような町』
    • 最優秀外国男優賞 フランソワ・ペリエ 『居酒屋』
  • 1957年
    • 最優秀英国男優賞 アレック・ギネス 『戦場にかける橋』
    • 最優秀外国男優賞 ヘンリー・フォンダ 『十二人の怒れる男』
  • 1958年
    • 最優秀英国男優賞 トレヴァー・ハワード 『鍵』
    • 最優秀外国男優賞 シドニー・ポワチエ 『手錠のまゝの脱獄』
  • 1959年
    • 最優秀英国男優賞 ピーター・セラーズ 『ピーター・セラーズの 労働組合宣言!!』
    • 最優秀外国男優賞 ジャック・レモン 『お熱いのがお好き』

1960年代

  • 1960年
    • 最優秀英国男優賞 ピーター・フィンチ 『The Trials of Oscar Wilde
    • 最優秀外国男優賞 ジャック・レモン 『アパートの鍵貸します』
  • 1961年
    • 最優秀英国男優賞 ピーター・フィンチ 『No Love for Johnnie』
    • 最優秀外国男優賞 ポール・ニューマン 『ハスラー』
  • 1962年
    • 最優秀英国男優賞 ピーター・オトゥール 『アラビアのロレンス』
    • 最優秀外国男優賞 バート・ランカスター 『終身犯』
  • 1963年
    • 最優秀英国男優賞 ダーク・ボガード 『召使』
    • 最優秀外国男優賞 マルチェロ・マストロヤンニ 『イタリア式離婚狂想曲』
  • 1964年
    • 最優秀英国男優賞 リチャード・アッテンボロー 『バタシの鬼軍曹』『雨の午後の降霊祭』
    • 最優秀外国男優賞 マルチェロ・マストロヤンニ 『昨日・今日・明日』
  • 1965年
    • 最優秀英国男優賞 ダーク・ボガード 『ダーリング』
    • 最優秀外国男優賞 リー・マーヴィン 『キャット・バルー』『殺人者たち』
  • 1966年
    • 最優秀英国男優賞 リチャード・バートン 『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』『寒い国から帰ったスパイ』
    • 最優秀外国男優賞 ロッド・スタイガー 『質屋』
  • 1967年
    • 最優秀英国男優賞 ポール・スコフィールド 『わが命つきるとも』
    • 最優秀外国男優賞 ロッド・スタイガー 『夜の大捜査線』
  • 1968年 スペンサー・トレイシー:『招かれざる客』
  • 1969年 ダスティン・ホフマン:『ジョンとメリー』『真夜中のカーボーイ』

1970年代

  • 1970年 ロバート・レッドフォード:『夕陽に向って走れ』『明日に向って撃て!』『白銀のレーサー』
  • 1971年 ピーター・フィンチ:『日曜日は別れの時』
  • 1972年 ジーン・ハックマン:『ポセイドン・アドベンチャー』『フレンチ・コネクション』
  • 1973年 ウォルター・マッソー:『突破口!』『おかしな結婚』
  • 1974年 ジャック・ニコルソン:『チャイナタウン』『さらば冬のかもめ』
  • 1975年 アル・パチーノ:『狼たちの午後』『ゴッドファーザーPARTII』
  • 1976年 ジャック・ニコルソン:『カッコーの巣の上で』
  • 1977年 ピーター・フィンチ:『ネットワーク』
  • 1978年 リチャード・ドレイファス:『グッバイガール』
  • 1979年 ジャック・レモン:『チャイナ・シンドローム』

1980年代

  • 1980年 ジョン・ハート:『エレファントマン』
  • 1981年 バート・ランカスター:『アトランティック・シティ』
  • 1982年 ベン・キングズレー:『ガンジー』
  • 1983年 マイケル・ケイン:『リタと大学教授』、ダスティン・ホフマン:『トッツィー』
  • 1984年 ハイン・S・ニョール:『キリング・フィールド』
  • 1985年 ウィリアム・ハート:『蜘蛛女のキス』
  • 1986年 ボブ・ホスキンス:『モナリザ』
  • 1987年 ショーン・コネリー:『薔薇の名前』
  • 1988年 ジョン・クリーズ:『ワンダとダイヤと優しい奴ら』
  • 1989年 ダニエル・デイ=ルイス:『マイ・レフトフット』

1990年代

  • 1990年 フィリップ・ノワレ:『ニュー・シネマ・パラダイス』
  • 1991年 アンソニー・ホプキンス:『羊たちの沈黙』
  • 1992年 ロバート・ダウニー・Jr:『チャーリー』
  • 1993年 アンソニー・ホプキンス:『日の名残り』
  • 1994年 ヒュー・グラント:『フォー・ウェディング』
  • 1995年 ナイジェル・ホーソーン:『英国万歳!』
  • 1996年 ジェフリー・ラッシュ:『シャイン』
  • 1997年 ロバート・カーライル:『フル・モンティ』
  • 1998年 ロベルト・ベニーニ:『ライフ・イズ・ビューティフル』
  • 1999年 ケヴィン・スペイシー:『アメリカン・ビューティー』

2000年代

  • 2000年 ジェイミー・ベル:『リトル・ダンサー』
  • 2001年 ラッセル・クロウ:『ビューティフル・マインド』
  • 2002年 ダニエル・デイ=ルイス:『ギャング・オブ・ニューヨーク』
  • 2003年 ビル・マーレイ:『ロスト・イン・トランスレーション』
  • 2004年 ジェイミー・フォックス:『Ray/レイ』
  • 2005年 フィリップ・シーモア・ホフマン:『カポーティ』
  • 2006年 フォレスト・ウィテカー:『ラスト・キング・オブ・スコットランド』
  • 2007年 ダニエル・デイ=ルイス:『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
  • 2008年 ミッキー・ローク:『レスラー』
  • 2009年 コリン・ファース:『シングルマン』

2010年代

  • 2010年 コリン・ファース:『英国王のスピーチ』
  • 2011年 ジャン・デュジャルダン:『アーティスト』
  • 2012年 ダニエル・デイ=ルイス:『リンカーン』
  • 2013年 キウェテル・イジョフォー:『それでも夜は明ける』
  • 2014年 エディ・レッドメイン: 『博士と彼女のセオリー』
  • 2015年 レオナルド・ディカプリオ: 『レヴェナント: 蘇えりし者』
  • 2016年 ケイシー・アフレック: 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
  • 2017年 ゲイリー・オールドマン: 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
  • 2018年 ラミ・マレック: 『ボヘミアン・ラプソディ』
  • 2019年 ホアキン・フェニックス: 『ジョーカー』

2020年代

  • 2020年 アンソニー・ホプキンス:『ファーザー』
  • 2021年 ウィル・スミス:『ドリームプラン』
  • 2022年 オースティン・バトラー:『エルヴィス』
  • 2023年 キリアン・マーフィー:『オッペンハイマー』

関連項目

  • 英国アカデミー賞 助演男優賞
  • 英国アカデミー賞 主演女優賞

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